- ① 名古屋から加賀温泉・山中温泉・金沢へのおすすめルート
- ② 実際にかかった交通費(1人分・往復)
- ③ 往路の切符の購入方法(2パターンを比較)
- ④ スマートEX・e5489のPC登録手順
- ⑤ 東海地方在住の方向け・発券場所の注意点
- ⑥ 加賀温泉駅から山中温泉バス停までの行き方
名古屋から加賀温泉・山中温泉・金沢へ行きたいけど、どのルートが一番お得なんだろう?
そんな疑問を持っている方に向けて、この記事では実際に夫婦で旅行した際のルートと交通費をまるごと公開します。
購入方法によって金額に差が出るので、これから行く方はぜひ参考にしてみてください!
この記事に記載している交通費・バス運賃は、筆者が旅行した時点(2026年2月)の情報です。鉄道運賃・バス運賃・割引きっぷの料金は改定される場合があります。ご旅行の前には必ず各公式サイトで最新の料金をご確認ください。
・新幹線・特急:スマートEX / e5489(JRおでかけネット)
・バス:NAVITIMEバス時刻表 / 北鉄加賀バス(TEL:0761-77-3080)
なぜ電車で行こうと思ったか
今回の旅行は冬の時期でした。北陸は冬になると雪が多く、私はスタッドレスタイヤを持っていなかったため、雪道の運転が怖いという理由から、車での移動をあきらめることにしました。
「それなら電車で行ってしまおう!」と調べてみると、名古屋から北陸新幹線を使えばスムーズに行けることがわかりました。実際に乗ってみると、冬の北陸旅行に電車はとても便利でした。
スタッドレスタイヤがない方、雪道の運転に自信がない方は、電車での移動を検討してみてください。のんびり車窓を楽しむ余裕もあります。
① 全体ルートの概要
今回の旅程は、1日目に山中温泉に宿泊し、2・3日目は金沢観光を楽しみました。そのため、行きは加賀温泉駅が終点ですが、帰りは金沢駅からの出発になっています。
▲ 往復の乗り換えルートと使用サービス本記事では往路が加賀温泉駅(山中温泉経由)、復路が金沢駅出発となっていますが、名古屋→金沢へ直接向かう場合のルートと切符の買い方は、今回の復路(金沢→名古屋)を逆にしたものでOKです。e5489の早特7で3区間(東海道新幹線+しらさぎ+北陸新幹線)をまとめて購入するイメージです。詳しくは③購入方法をご参照ください。
② 実際にかかった交通費
往路
| 区間 | 私(スマートEX+e5489) | 妻(e5489 早特7) |
|---|---|---|
| 名古屋→米原(東海道新幹線) | 3,100円 (スマートEX・自由席) |
6,850円 (3区間まとめ購入) |
| 米原→敦賀(特急しらさぎ) +敦賀→加賀温泉(北陸新幹線) |
3,320円 (e5489・2区間計) |
|
| 電車代 小計 | 6,420円 | 6,850円 |
| 加賀温泉→山中温泉(路線バス) | 470円 | 470円 |
| 往路 合計 | 6,890円 | 7,320円 |
復路
| 区間 | 2人共通(e5489 早特7) | |
|---|---|---|
| 金沢→敦賀(北陸新幹線) | 8,170円 (3区間まとめ購入) |
|
| 敦賀→米原(特急しらさぎ) | ||
| 米原→名古屋(東海道新幹線) | ||
| 復路 合計(1人) | 8,170円 | |
総合計
| 私 | 妻 | |
|---|---|---|
| 往路 | 6,890円 | 7,320円 |
| 復路 | 8,170円 | 8,170円 |
| 個人合計 | 15,060円 | 15,490円 |
| 2人合計 | 30,550円 | |
③ 往路の購入方法:2つのパターン
今回の往路(名古屋→加賀温泉)で、私と妻でそれぞれ異なる方法で切符を購入しました。結果的に私の方が430円安くなりましたが、それぞれにメリット・デメリットがあります。自分の状況に合った方法を選んでみてください。
- 名古屋→米原(東海道新幹線):スマートEXで先に購入(自由席・3,100円)
- 米原→加賀温泉(しらさぎ+北陸新幹線):e5489でEXサービス限定乗継きっぷを購入(指定席・3,320円)・米原駅で発券
この「EXサービス限定乗継きっぷ」は、スマートEXで新幹線を予約済みの人だけが買えるe5489専用の商品です。米原→加賀温泉(しらさぎ+北陸新幹線)の乗車券+特急券がセットになっており、別々に買うより安くなっています。
実は、約1か月前に予約しようとした時点でe5489の早特7が1人分しか取れなかったため、やむを得ずこの方法を選びました。結果的に妻より430円安くなったのでよかったですが、最初から狙っていたわけではありません。
特急しらさぎは自由席がなく全車指定席。北陸新幹線も指定席です。予約した列車に乗れなかった場合、原則として他の列車への振り替えはできません。時間に余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
✅ メリット:早特7より安くなる場合がある
⚠️ デメリット:米原駅での発券が必要(後述)。購入手順が少し複雑
- 名古屋→加賀温泉の3区間すべてをe5489でまとめて購入(全区間指定席)
- 出発7日前までに予約が条件
- 名古屋駅、金山駅などで事前にe5489対応の券売機またはみどりの窓口で発券できるので当日がスムーズ
妻の切符には名古屋→米原(東海道新幹線=JR東海エリア)が含まれていたため、JR東海管轄の名古屋駅・金山駅にあるe5489対応の券売機またはみどりの窓口でも発券できました。
特定列車専用の割引きっぷのため、変更・払い戻しも原則不可です。スケジュールには十分な余裕を持ってください。
✅ メリット:手続きがシンプル。出発前に名古屋駅・金山駅などで事前発券できる
⚠️ デメリット:7日前までの予約が条件。パターンAより430円高い。乗り遅れ不可
④ スマートEX・e5489の登録と使い方(パターンAの方向け・PC版)
今回私はPCでe5489の登録・購入をすべて行いました。少し手順が複雑に感じるかもしれませんが、順番通りにやれば迷わずできるので一緒に確認していきましょう。
事前に用意するもの
- クレジットカード(1枚あればOK)
- スマートEXのアカウント(まだの方は先にスマートEXサイトで登録を)
e5489はJRおでかけネット(www.jr-odekake.net)上のサービスで、利用にはWESTER IDが必要です。PCでサイトにアクセスして「WESTER ID新規登録」から会員登録を行います。登録時にクレジットカード情報を入力するので手元に準備しておきましょう。
スマートEXのサイトから操作するのではなく、e5489(JRおでかけネット)側の「外部ID利用サービス」メニューから連携するのが正解です。最初はどこで設定するのかわからず迷いました。同じように戸惑う方が多いと思うので、ここだけは注意してください。
e5489(JRおでかけネット)にWESTER IDでログインし、「外部ID利用サービス」からスマートEXを選択して、スマートEXのIDとパスワードを入力すれば連携完了です。
連携が完了したら、まずスマートEXのサイトで名古屋→米原の自由席を購入します(3,100円)。
この後のSTEP 4で購入するe5489の乗継きっぷは、スマートEXでの新幹線予約が前提となっているため、必ずスマートEXを先に買ってください。
e5489(JRおでかけネット)にログインし、「EXサービス限定乗継きっぷ」を購入します。これは米原→加賀温泉(しらさぎ+北陸新幹線)の乗車券+特急券がセットになった商品です(3,320円)。
スマートEXのきっぷを一度受け取ってしまうと、このe5489の乗継きっぷが購入できなくなります。必ず発券前にe5489側の購入を済ませてください。
e5489で購入した乗継きっぷは、米原駅のJR西日本エリアにある発券機で受け取ります。
米原駅でe5489のきっぷを受け取れる場所は以下の2か所です。
| 場所 | 台数 | 営業時間 |
|---|---|---|
| JR西日本 みどりの券売機 | 1台 | 8:00〜20:00(目安) |
| JR西日本 みどりの窓口 | — | 8:00〜20:00(目安) |
※営業時間は変更になる場合があります。旅行前に公式サイトでご確認ください。
私が経験した乗り換え時間はわずか9分。新幹線を降りてホームを走り、改札を出て券売機にたどり着いたときには、すでに3人が並んでいました。みどりの券売機は1台しかなく、冷や汗ものでした。乗り換え時間は最低でも15分以上確保することを強くおすすめします。
⑤ e5489の発券場所について(東海地方の方は要注意!)
e5489で予約した切符は、JR西日本・JR四国・JR九州・JR東日本(北陸新幹線各駅・東京都区内主要駅)の主な駅で受け取り可能です。
パターンBの早特7の切符には名古屋→米原(東海道新幹線=JR東海エリア)が含まれているため、JR東海管轄の名古屋駅・金山駅にあるe5489対応の券売機またはみどりの窓口でも事前発券が可能です。東海地方在住の方でも、出発前に発券を済ませられるのがパターンBの大きなメリットです。
⑥ 加賀温泉駅→山中温泉バス停の行き方
加賀温泉駅に到着したら、山中温泉方面へは路線バスで移動します。バス乗り場は改札を出てすぐのバスターミナルにあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運行会社 | 北鉄加賀バス(温泉山中線) |
| 乗り場 | 加賀温泉駅バスターミナル 2番のりば |
| 運賃 | 470円 |
| 支払方法 | ICa(北陸鉄道グループ交通系ICカード)・現金・クレジットカード等のタッチ決済 ⚠️ SuicaなどJR系を含む全国共通交通系ICカードは使用できません |
| 所要時間 | 約31〜33分 |
| 行先 | 山中温泉バス停(山中温泉の中心部・温泉街の最寄り) |
バス乗り場の場所
▲ 加賀温泉駅バスターミナル 概略図(実際の配置は現地の案内板をご確認ください)
時刻表(加賀温泉駅 発 → 山中温泉 行き)
旅館のチェックインは15時前後が多く、私も13時台のバスを利用しました。チェックイン時間に合わせてバスを選ぶ方が多いと思うので、13:00〜16:00の時間帯を中心に掲載します。本数が限られるため、新幹線の到着時刻と照らし合わせて事前にバスの時間を確認しておくことをおすすめします。
| 加賀温泉駅 発 | 山中温泉 着(目安) | 所要時間 |
|---|---|---|
| 13:20 | 13:51頃 | 約31分 |
| 13:45 | 14:17頃 | 約32分 |
| 14:10 | 14:41頃 | 約31分 |
| 14:55 | 15:28頃 | 約33分 |
| 15:55 | 16:27頃 | 約32分 |
※上記は参考時刻(2026年2月時点)です。ダイヤは季節・改定により変更される場合があります。最新情報はNAVITIMEの時刻表または北鉄加賀バス(TEL:0761-77-3080)でご確認ください。
山中温泉の旅館のチェックインは一般的に15時前後です。14:10発のバスに乗れば14:41頃到着、14:55発なら15:28頃着とちょうどよい時間帯です。早めに着いた場合はこおろぎ橋や鶴仙渓を散策するのもおすすめです。
山中温泉について
山中温泉バス停は、山中温泉の中心(温泉街)に位置しています。バス停からゆげ街道・山中座は徒歩圏内です。なお、総湯 菊の湯へは同路線の「菊の湯前」バス停(2つ先)が目の前にあり、山中温泉バス停からも徒歩約500mです。こおろぎ橋・鶴仙渓は同路線の「こおろぎ橋」バス停(4つ先)が最寄りで、山中温泉バス停からは徒歩ではかなり距離があります。チェックイン前に早めに着いた場合は温泉街の散策もおすすめです。
山中温泉の最寄り鉄道駅は加賀温泉駅(バスで約31分)です。タクシーを使う方法もありますが、バスの方が安く移動できます。旅館への送迎がある場合は事前に確認しておきましょう。
まとめ
- 私(スマートEX+e5489):往復 15,060円
- 妻(e5489 早特7):往復 15,490円
- 2人合計:30,550円
冬の北陸旅行、スタッドレスなしでも電車なら安心して行けました。購入方法を工夫することで通常より安く移動でき、特に早めに予定が決まっている方は早特7で全区間まとめて購入するのがシンプルでおすすめです。
次の記事では、加賀温泉駅周辺のグルメと山中温泉の観光スポットをご紹介します!

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